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5種の道のり:The Five Ways of Being

5種の道のり The Five Ways of Being

◆はじめに

5つの道のりとはあなたのエネルギーがある時にどのような方法で応じるのか?どう事前処理するのかを表します。
ノーブルサイセンスの創始者であるエレノア・H・ポートナー博士は4万5000人以上をリサーチし、統計的に異なった5つのエネルギーパターンを測定しました。
私達はそれぞれがそれぞれ自身のユニークな戦略(決断方法、知的作戦)を持っています。それを大雑把に5つのパターンに分ける事が出来ました。
しかし、一人一人を理解するとなると、この5つのタイプというのは全貌のごく一部に過ぎません。
つまり、一人の決断方法は以下に述べる5つのタイプの一つの方法に限定されるわけではないということです。

あなたは5つ全てのタイプに適応する能力を持っています。

もし1つのタイプだけの戦略を学びたいのなら、マニフェスティング・ジェネレーターの戦略を学ぶ事が最も重要でしょう。なぜならば、多くの人が全てのレイヤー(メンタルレイヤー、スピリチュアルレイヤー、エモーショナルレイヤー、バイオロジカルレイヤー)を重ねた時、95%の確率でマニフェスティング・ジェネレーターになる事が統計上分かっています。

しかしながら、エネルギーのパターンは指紋と同じくらいユニークです。したがって、あなた自身のユニークなパターンに関して学び、理解していく事はとても重要です。

ノーブルサイエンスにおいて、多次元レイヤーのチャートを見ていく場合、まず主にあなたがどんな決断方法を持っているかを読み解いていきます。他の人々に取ってあなたがユニークなエネルギーの流れを持っていて、どこで傷つきやすくて、どう敏感で、どう経験して・・・といった事柄も見ていきます。 どんな人でも複数のレイヤーすべてが機能しているので、多次元を総じて見ていく事は大切です。あなたの出生情報に基づくノーブルサイエンスのチャートであなたのユニークなエネルギーのバランスを取り方を見て、もっともより良い決断方法を導き出していく事が出来ます。

チャートによる解析を受けた後、さらに理解を深める為に、まずはじめとしては5つのエネルギーパターンに関して学びましょう。そしてあなた自身と照らし合わせてみて下さい。

◆5つの道のり、または5つのタイプ

*マニフェスティング・ジェネレーター(予測に応じて具現化するタイプ):MG
*マニフェスター(活発な具現者タイプ): M
*ジェネレーター(本能的な応答で具現化していくタイプ): G
*プロジェクター(内側と外部の状況を知覚して自己認識するタイプ): P
*リフレクター(感覚が非常に開いているタイプ): R

●マニフェスティング・ジェネレーター(予測に応じて具現化するタイプ):MG

MGは物事への本能的反応と活発な具現化の両方を伴うため、複雑な戦略を駆使していきます。これは複雑でありながら、あなたの中で一致して現れていきます。 MGとしての目標(具現化)を達成する為には、まず本能的反応(応答)に対して明確でなければなりません。そして次に、その反応からどう物事を終えていけそうであるか、道のりをシュミレーションします。 知的反応として考えている事と、本能的反応からはじめたシュミレーションが一致していると感じられるのならば具現化を継続していくとよいでしょう。
しかしながら、道のりをシュミレーションする事に関して、まだ疑いや混乱を感じている場合、修正していく必要があるでしょう。

MGの性分として、学んで成長するタイプです。このプロセスが大部分を占めていて、学んで成長して人生目的を具現化していくようチャレンジを促します。そのため、あまり先々の事を思い悩むよりは、今この瞬間に留まり、今やるべき事を体験していくタイプでもあります。内側の自己である本能的な応答と、外部の自己である外部認識による知的応答の間にバランスが伴えば、とても心強く前に進めます。そのために自己のバランスの軸を探し続けるのもMGのライフパターンの一部と言えます。

誰しもが、本質として自分を完全に生きたいと思っています。MGは学び、感じる事を通して自己統合していきます。
エネルギー発生タイプなので、人に頼み事をされたりする事も多いかもしれません。

多くの人が多次元レイヤーを統合させた場合(現時点での統計上95%程度)、このマニフェスティング・ジェネレーターになりますバランスの取れた人生を送る為に何かを決定する事があれば、このタイプの適応方法にまず焦点を当てるのも一つの方法です。

 

●マニフェスター(活発な具現者タイプ): M

純粋なマニフェスターとして機能するのは現在の統計上では8%です。
マニフェスターは活発に具現化しようとするタイプです。自分がしたいことを達成するためその目標に向かって何かに取り組んでいる時にとても力を感じます。肝心な事は、何かを始める際、あるいはしている事に関して、自分がきちんと明確にそれを把握している事です。衝動的に行動を起こすと混乱を引き起こしやすいタイプでもあります。

また、具現化のプランを他者に明かさずに始めると、巻き込まれた人達が驚いてしまい、彼等からの抵抗や反発に合いやすくなりやすいのも特徴です。 言い換えれば、自分のしようとしている事や、していることを明確に把握しておらず、衝動的に、かつ周囲の人々に何も知らせる事無く行動に出る時、結果として怒りの感情が沸き起こりやすくなります。

行動に出る前に、感受性を高め自分を振り返る時間を取り、自分がしようとしている事やしている事に明確になって、周りの状況を感じ取りましょう。

●ジェネレーター(本能的な応答で具現化していくタイプ): G

現在の統計上では1/3の確立でジェネレーターとして機能します。
ジェネレーターは本能的な反応タイプですが、いつも周囲の状況と知的認識を優先させて関わる為、本能的反応を感じ取るのが難しいと感じるかもしれません。どのように物事を進めていきたいかを知る時に、まずは気持ちを明確にしておく必要があります。ためらいや優柔不断を感じるのであれば、内面の明快さがおきるまで待ちましょう。

優柔不断を感じる時、ジェネレーターは気持ちと本能が多くのレイヤーの認識機能を作動させるので、単純な経路をたどる事ができなくなります。
様々なオプションや選択、可能性を見てしまい、とらえどころの無い気持ちの状態で、ただ魅力的だからという理由で物事を始めてしまうと、結果としてフラストレーションがたまってきます。

マニフェスティング・ジェネレーターと同じ様に、発電機が常に回ってエネルギーを動かしているタイプの為、忙しくしている事が多いのですが、何に対して忙しくしているかによっては単にエネルギーの無駄遣いをしているだけかもしれません。本能的な反応と心や思考が解釈している事柄との葛藤(〜であるべきだといった、周囲の価値観による判断事項など)の狭間にある時、決断がゆらぎ、気持ちがはっきりしません。自分の中で気持ちと知性と本能的感覚が一つに並ぶ(バランス)まで待ちましょう。

何かに迷っているときなど、自分に質問をしてみてください。内側の英知の声を聞いて、またその本能的反応を聴き取る力を深め、自己探求をしてみることです。何を望んでいるのか?何をどうしたいのか?

●プロジェクター(内側と外部の状況を知覚して自己認識するタイプ): P

統計上約20%程度が表層でこのタイプになります。
プロジェクターのエネルギーは周囲に適切な認識や承認が起きる事によって、内側の声が本来知っている力に接続しやすくします。
自分の中での明快さを得る為にエネルギーは内に向かい、自己認識の旅に出ます。周囲の状況あるいは他者があなたの素質を知ったり認識して、呼びかけにあなたが答えると、プロジェクターとしての力を発揮する事が出来ます。

プロジェクターは周囲の状況や他者がそのプロジェークターの人物の素質や感覚、能力を認識し必要とする事で、エネルギーを受け取り、それを具現化にむけて浸かっていけるタイプです。そのためプロジェクターは内省的でありながら、周囲の人々の長所短所を見抜いたりしてより良いポジションを与えたりという監督者タイプにもなれます。

●リフレクター(感覚が非常に開いているタイプ): R

100人に1人の割合で表層でこのタイプになります。リフレクターはあらゆる面において開いているため、宇宙や他者からの情報をオープンに受け取ります。全てのレベルにおいてとても敏感であると言えます。積極的に何かに取り組んでいる時は流れの中にあると認識する一方、ネガティヴになると無力さを感じてそれに圧倒されてしまうかもしれません。

一般的に睡眠中、私達の多くがこのリフレクターになります。この段階で意識はまるで宇宙の大きなスープボウルに入って、全ての人がその中のスープになってワンネスとして意識を合体させます。 また、たとえ表層のレイヤーがリフレクターであったとしても多次元レイヤーを統合した場合、リフレクターのままにはなりません。また日々の惑星の運行を加味すれば、リフレクターのままでいるタイミングはほとんどないのです。

しかしながら、表層でこのタイプの人は、日々どんな人と暮らしているのか、それがあなたにとって最も安心していられるかどうかに注意を払う必要はあるでしょう。5つ全てのタイプを感じてみて、どれがもっとも安らげる感覚となるのか、自分の中でどんな風に機能しているのかを感じ取ってみる必要もあります。

たとえ表層でこのタイプであっても、半年以上一つのタイプのままでいることはまずありません。リフレクターはまるで星の運行エネルギーの反射板のように、宇宙の息遣いをその体全体で反映すると言えます。 そういう意味では、リフレクターは宇宙といえるかもしれません。

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