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気付きの鍵 The Axes Of Awareness


『認識の軸となるもの:どのように認識が機能しているか
(身体/本能・心理/知性 と 感情/本能・心理/知性 )』

私達人間の情報プロセスは2つの認識経路と3つのセンターによって行われています。

ノーブルサイエンスのマルチディメンショナル・ヒューマンデザインの研究と臨床経験で、私達人間の認識における情報プロセスは「3つのセンター」によって「2つの異なった軸」の流れが私達の認識を促し、そして身体の神経や内分泌システムを通して処理されると定義しました。

この三つのセンターとは
本能を司る脾臓(Splenic)センター、感情を司る太陽神経叢(Solar Plexus)センター、および知性を司るアジナセンターの3つである事は、ヒューマンデザインにおいて概念的に説明されています。

人間は多次元的であり、私達一人一人はそれぞれが生まれ持った生理的な経路を通って情報が組織化され、多次元的意識において機能しています。それらのエネルギーの流れを理解することによって、あなたは自分を理解するキーを持っているのです。

3つの認識センターによるバランスとエネルギーの流れの軸が全てのレイヤーにあります。2つの情報認識の経路(流れ)が軸となって、あなたの人生に影響しています。それはあなたの人生を最適化しようとする命令が全てのレイヤーから発して統合されていく2本の軸です。この2本の軸があなたに影響を与える情報の道筋となり、あなたはあなたの世界で絶えず刺激を経験し、この軸を通じてそれに応じています。さらにあなたを取り巻く世界には絶えず物理的、感情的、意識的、無意識的という多次元のレイヤーにも影響を与えています。
すべての哺乳動物において、神経学的な機能は自律神経系(意識的な制御のレベルの下の)を通して、または、中枢神経系(意識的な制御に部分的に利用可能な)を通して作動します。
複雑な神経学的経路は、非常に複雑な解釈を必要とし、反応/応答(翻訳)する為にあなたの神経系を走っています。 しかしながら、臨床経験の見地から述べるのであれば、あなたがどう機能しているか?はあなたがあなた自身にどれだけ認識があるか否かによるのです。

人間は実にユニークな存在として作られています。それは他の動物と異なり、その認識力と言語の許容量でしょう。私達は経験について説明し、人々はそれを理解できます。 あなたの身体はその状況に応じて化学反応を起こし、様々な必要性や願望、欲望を満たす為に使う事が出来ます。
エネルギーの流れの経路は一人一人違うため、情報を処理する2つの軸を学び、理解する事によって、あなたの自身の内部のエネルギー的流れに深い理解を獲得する事が可能であり、そうすることによってあなたはあなたのために長年の経験から無意識下に蓄積されたパターン(多くは望まないパターン)に変化を起こしていくことができます。
BIMFIM
■二つの軸
身体/本能・心理/心=Body/Instinct/Mind=(BIM)
感情/本能・心理/心=Feeling/Instinct/Mind =(FIM)
これらは脾臓センター(身体)アジナセンター(知性)、そして太陽神経叢センター(感情/心理)によって統合されています。
仙骨センター(本能/Instinct)は状況に本能的に応答する事によって生存の必要性を訴えるモーターの役割をしています。
*Body=身体は肉体のみならずその五感に関係する
*Instinct=本能的衝動、情緒
*Mind=知性、理性
*Feeling=感情、心理、精神


ボディーエネルギーマップの脾臓センターはBIM軸です。
それは脾臓センター(身体)、仙骨センター(本能)、およびアジナセンター(知性)にかかわる経路をたどります。
ボディーエネルギーマップの太陽神経叢センターはFIMです。
それは太陽神経叢センター(感情/心理)、仙骨センター(本能)、および アジナセンター(知性)にかかわる経路をたどります。

これをみるもう一つの方法は、感情/心理的な事柄によってエネルギーが太陽神経叢センターを介して仙骨センター(本能)が反応している間、それは身体的な事柄にも関係してきます。脾臓センターは時間が経つに連れてこの一連のサイクルにより重要な作動が起きるということです。

感情的な方法であなたは必要性、欲望や願望を活性化します。これを伴う感情的/心理的な相互関係として生理的にも伝えられますが、それはかなり計画的に行われます。
太陽神経叢の感情的/心理的気付きのセンターは身体の必要性を実現させる様にと感情的にあなたに運動中枢として追い立てるような作動をして、必要性や願望、欲望を満たそうとするでしょう。
つまり感情的/心理的におきる必要性や欲望、願望は認識するしないに関わらず、肉体的な反応と直結しているという事です。

分かりやすいたとえで言えば、人と会うのが苦手な人が大勢の人を相手にした時、意図せず胃が痛くなるといった事です。

私達の多くが感情的な事、願望や欲望を見ない様に(無意識下)へと追いやる傾向があります。それはそこには面に出したくない闇の面が含まれているからです。しかしながら、感情/心理的な流れは無意識であってもエネルギー的に上昇し、それが無意識的な発言、行動を促しています。
抑圧によって過剰な自己防衛機制が起きるのがその最たる例と言えるでしょう。
他者には見えているのに、本人は無意識である為に認識できずにいる。それによって人間関係をややこしくしてしまう事は誰にでもあります。無意識から出てきている事柄を意識できる様になれば、自分の悪しきパターンを手放していく事が出来ます。

まず自分がどのような気付きのパターンを持っているのかを理解する事で、このような認識をシンプルにしていくことが可能になるでしょう。

 

■スネークフライト
医学博士であるマーヴィンのカルフォルニアでのハイキングの経験談です。
私はハイキングをしていました。この2年間ほとんど雨が降っていなかったため、河原は乾き切っていたのですが、私はそこを歩いていました。すると突然ガラガラヘビの音をきいて、とっさに近くの岩に飛び移ったのです。
気がつくと、私が同そこに到着したのかまったく意識が無かったのですが、川の対岸の岩にいたのです。
まるでヘリコプターの様に空中を舞って4フィート(120メートル)飛んで、無事に着地していたのでした。
私の口は乾いていて、眩しい太陽は私の突然の事に驚いた目に煌めいていました。 私はもう少しで踏んでしまう所だったガラガラヘビを見る為にターンをしました。
危険な状況に反応して飛び上がったというこの経験は、常に稼働中である身体/本能・心理/心=Body/Instinct/Mind=(BIM)
による気付きの例です。
私達の脳と心理はガラガラヘビの音を知っています(カリフォルニアのハイカーの間では干ばつのシーズンはいつもより倍の数のガラガラヘビが水の近くをたまり場にしているとよく知られています)。 
飛び上がったという反応は「現在」という仙骨とルートセンターの本当的反応に接続した脾臓センターの認識に関係しています。
この繋がりにいおって身体での二つの強力なエネルギーセンターの力強いモーター(仙骨)燃料(ルート)の起動が起きたのです。
ガラガラヘビの音が脳によって認識されたのとほぼ同時の瞬間的に、副腎から放出したホルモンは、私が「飛ぶ」必要性を掻立てました。

自律神経系は瞬時に燃料と酸素を私の組織の反応にもたらし、心臓と血液システムを動かしました。私の息遣いと心拍数はこのようにして急激に増加し、その結果私の口は乾いていたのです。これらすべてが瞬時に起きたのです!
マーヴィン M. ポートナー医学博士

■ミュンヘンへの鉄道乗車券
元ULSJの講師であった故鈴木善博さんの経験談です。

私は午後5時までにミュンヘンに到着する様に午後2時にカールスルーエから電車に乗る必要がありました。なぜならそこから3時間もかかるからです。(ここでの必要性は感情/心理における太陽神経叢センターによるもの)

チケット売り場Aは5ドルで販売していましたが、Bでは3.5ドルの割引料金で同じチケットを販売していました。
Bは長蛇の列でチケットを買うまでに時間がかかる事は必然でした。
私はお金を節約して、最適な方法(生存本能:脾臓センター)を得たい願望(感じ:太陽神経叢センター)があったので、私の考えとして(知性:アジナセンター)は自分に取って最適であるのはどちらか?と比較しました。

そして次に、私は自分に最も良い方法が分かりました。
私の本能は今すぐ速い電車に飛び乗る事よりも、お金を節約することを訴えかけているのが分かったのです。それよって私の必要性は、早くミュンヘンに着いて時間に余裕を持たせたいがために今直ぐに飛びつくという衝動的な方法ではなく少し待って知性における決定が必要であるとも考えました。
ここで、私の知性は気付きの相互関係において、願望と必要性の違いを示したのだと解釈しました。
鈴木善博


■追記
仙骨センターにおける「腑に落ちる感覚」というものは、私達の生命の躍動エネルギーに位置します。それは睡眠と、人間である私達を保護する本能的な反応に関わる場所です。
すべての生物は自動的に「腑の反応=本能的反応」によって生きていて、それに自動的に応じる様に出来ています。
この自動的な腑の反応は逃げるか戦うか反応をするルートセンターと、ほ乳動物の持つ副腎に関係しています。

しかしながら、人間の場合、私達のその反応を意識できる様になった時、知性のセンターであるアジナセンターが時間の経過と共に生存に影響する何かが起きた時にそれを解釈する方法を決定する様になります。
したがって、知性は判断することにおいて一人一人独自の認識力を使います。
必要性、欲望、願望はやがて解釈というフィルターを通る様になります。
生き残る為のなにかを翻訳するかのように、どれくらいの頻度で食べるかという私達の生物学的な事柄ももちろんそこからくるのです。

それと同時に人間は、必要性、欲望、願望、適時であるか、何を買おうか、儲かるか、嫌い、魅力的、等々、人生を創造する上でそれを楽しく充実させる事柄への反応から発生することもあります。

人間の気付きの構成要素の違いは、身体と本能的な繋がりである仙骨のセンター脾臓センターの関係、あるいは感情・心理は仙骨センターから太陽神経叢の繋がりで見ることができます。
私達は人間としてのより高いフォームである知的世界で機能して、私達は外部から受け取った情報を解釈し直すのに認識力と知性を使います。そして結果的に私達を物理的な乗り物として処理されます(行動や発言といった具現化)
私達人間の生理的根源を司る、自律神経系の道筋(身体/本能/脾臓から仙骨)または、中枢神経系の道筋(感情・心理/本能/仙骨から太陽神経叢、飢餓感や願望など)の2つの経路です。

そして私達にはこの2つの経路に影響を与える能力があります。物事を解釈する為のアジナセンター(知性)であり、アジナセンター脾臓センターの繋がりで(身体/知性)そして脾臓センターから仙骨へと続く(身体/本能)流れを翻訳(解釈)するようになります。
もう一つが、同じ様にアジナセンター太陽神経叢センターの繋がりで(知性/感情・心理)となり、それにいよって太陽神経叢センター仙骨センターの(感情・心理/本能)の流れを翻訳(解釈)する様になります。

仙骨のセンターはより自然であり、この機能は目覚めている状態で起きていますが、それはより充分な睡眠も必要であるという複雑さがあります。仙骨センターの起動が異なったマルチレイヤー(多次元層)を持つ個人個人におけるエネルギー許容量や容易さ、意思決定の方法に影響します。

また情報が解釈される方法のみならずタイミングにおいても仙骨のセンターがいつ、どのようなタイミングで点灯するかで決まります。
たとえば、自分自身がどのようなタイミングで仙骨センターが起動するのかを知っているのであれば、それが起動するタイミングを待つ事も出来ます。つまり内側での(深いレイヤーでの)点灯のタイミングを知ればいいのです。
ヒューマンデザインの基本チャートであり、もっとも表層の部分を現すタイプが5つのタイプにおけるマニフェスター(このタイプは仙骨にエネルギーが流れていません)であっても、多次元レイヤーの中では仙骨センターが点灯するタイミングというものがあるのです。

*従来のヒューマンデザインでは表面的な事しか解析できませんが、ノーブルサイエンスにおけるマルチディメンショナル・ヒューマンデザインは人間が表面的なレイヤーだけで生きているわけではない事を現しています。

夜眠りにつく時、多くの人は仙骨のセンターが点灯するタイミングになります。このような深いレイヤーでのことなので、しばしば人は「腑の反応」がどんなものであるか、その感覚を見失います。
仙骨センターの点灯はとても重要で、これはどのようにそれぞれの人が多次元的に存在しているのかを知る事の重要性にも繋がるのです。

仙骨センター脾臓センター、および太陽神経叢センターは多次元レイヤーの総合によって機能します。
多くの人々が探求している、個人の核となるものへの最適の適合の仕方はこれらの軸のバランスが個人の身体、必要性と欲望と願望、これらが統合して存在していることを知る事です。
個人個人が知性的、霊的、感情的、肉体的な世界で、それぞれが情報を誤解した時、それを修正しようとしてどこかで不協和音や不調和を経験します。何かしらのサインとして、どこかがおかしくなって連携がとれていませんよ!と知らせています。

したがって、気付きの軸は個人においてそれぞれの道筋が個性的であり、またそれを認識する事で、それぞれの内面で何を訴えているのかを理解する事が出来るでしょう。
瞑想などは、私達がそれぞれの多次元レイヤーにアクセスしてより高い知性を使える様に促します。
多次元レイヤーを知る事は、私達が表面的なレイヤーのみならず、深いレベルにおいても「自分自身である」ということに触れられるでしょう。